2024.07.24

【山形明人選手モデル】GUTS ガッツレビュー｜工夫が光るカットが魅力の飛び特化モデル

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1分でGUTSが分かる！まとめを見たい方はコチラ

プロツアー・JAPAN2021年シーズン、初参戦シーズンにしてダーツ界に大きなインパクトを残してくれた山形明人選手。

ターゲットを射抜く鋭い眼光、大迫力で熱気を振りまくガッツポーズ、対戦相手やファンへのリスペクトが見て取れる物腰、そして何よりもその高い実力が全国のダーツファンを魅了しました。

そして満を持して、2023年5月16日にOne80より山形選手のファーストモデルバレル・『GUTS』(ガッツ)が発売されました。

シンプルながら、山形選手のこだわりが詰まった一品。
本記事では、大人気バレル『GUTS』を紹介・レビューして参ります！

※本記事では20.0gver.をレビューいたします。

『ダーツハイブ攻略法』の記事はコチラ

One80 ガッツ 20.0g タングステン90% 山形明人選手(GUTS)

created by Rinker

GUTS ガッツ 18.0g 山形明人選手モデル

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Contents

GUTS 基本スペック

形状	トルピード
重量	18.0g / 20.0g
メインカット	リングカット
重心	セミフロント
レングス(バレル長)	40.0mm
最大径	7.8mm
グリップエリア径	約6.8mm
チップ規格	2BA
メーカー	One80
プレイヤー	山形明人選手
販売価格(税込)	12,100円

スペック詳細

重量

重量は20.0g。
重量違いの18.0gバージョンもあります。(寸法等は同一)

重量の選択肢があるのはありがたいですね。One80バレルの強みです。

カット

一見ただのウイングカットですが、一工夫が。これは後述します。

重心

重心はフロント。
センターから2mm程度前方に重心がきます。

レングス

レングスは40.0mm。ショートタイプですね。
手中でコンパクトにグリップできますが、4フィンガーで巻き付けるようなグリップは窮屈で不向きです。

太さ・径

最大径は7.8mm。グリップエリア中央の径は約6.8mmです。

全体的に太身で握りやすいスペックです。

GUTSの特徴と強み

強いカットながらも高い手離れ性能を実現

GUTSはまず前提として、ぶっ飛び系のパワータイプバレルです。

ただし、かなり掛かりの強いカットを持ちながらも高い手離れ性能も兼ね備えています。
その源泉は工夫の凝らされたメインカット。

メインカットは一見ピッチの狭いリングカットかと思いきや、よく見るとリングの上にウイングが生えたような新感覚カット。
ただのウイングでは指に喰いつきすぎてしまいますが、リングと併せて配置することで指が食い込みすぎない作りになっています。
このリングとウイングの複合は新発想かつ革命的。

これにより強い掛かりと手離れの良さを両立することに成功しています。

指にぴったりハマる＆グリップ位置に迷わないテーパー

メイングリップエリアは異なる高さのリングがテーパーを作っており、指へのフィット感抜群です。
テーパーが上手に『ここしかない！』と言わんばかりにグリップ位置を知らせてくれるので、グリップ位置に迷いません。

センターの切り替わり部には段差を設け、グリップ位置をナビしてくれます。

これらの工夫により、再現性の高いグリップをすることができ、ひいては再現性の高いスローが狙えます。

太身で握りやすい径

ずっしりとしたフォルムも特徴的です。
最大径7.8mm、グリップエリア径約6.8mmと、トップ級の太さを持つ作りです。

掛かりの強いカットとテーパー、そしてこの太さにより力の乗せやすさは抜群。力強く、そして鋭くダーツを飛ばせます。

GUTSの弱点

グリップの自由度は低い

40.0mmというショートレングスと指にフィットするテーパーは、完全にグリップ位置を限定します。
グリップ位置に迷わない反面、握る位置を間違えてしまうと全く違うフィーリングとなるので失投に繋がりやすいでしょう。

しかしそれだけに、先述の通りグリップ位置に迷わない仕掛けがしっかり施されています。

スペックと性能まとめ

スペック

形状	トルピード
重量	18.0g / 20.0g
メインカット	リングカット
重心	セミフロント
レングス(バレル長)	40.0mm
最大径	7.8mm
グリップエリア径	約6.8mm
チップ規格	2BA
メーカー	One80
プレイヤー	山形明人選手
販売価格(税込)	12,100円
カットの強さ	(4.0/5.0)
手離れの良さ	(3.5/5.0)