【賃貸OK】スパイダープロボード レビュー | 静音性◎ コスパ◎ 廉価版ゼロボード 【D.CRAFT】
![](https://lwd-dartsblog.com/wp-content/uploads/2023/02/spieye.jpg)
自宅でソフトダーツの練習をする際、必ず注意しなければいけない騒音問題。
ダーツのヒット音は、家庭・賃貸で使用する際にご近所トラブルを生みかねないほどの音量です。
そのため、家庭用のダーツボードにおいて静音性能は非常に重要な要素です。
ダーツライブ社から発売中の『ダーツライブゼロボード』は、家庭用ボードの中でNo.1の静音性能を誇る人気商品ですが、今回紹介するスパイダープロもゼロボードに肉薄する静音性能を持っています。
さらに、安価でブラケットも付属しているという高コスパ製品です。
![【ダーツライブゼロボード レビュー】賃貸でもOK!最も静かなダーツボード](https://lwd-dartsblog.com/wp-content/uploads/2023/02/zeroboardアイキャッチ-320x180.jpg)
ただし、良いトコロばかりではなく要注意事項もありますので、家庭用ダーツボードでどれを買うかお悩みの方は、是非本記事を参考にしてください。
- 外観や付属品のレビュー
- ダーツヒット音の測定 / 生活音との比較
- ダーツの刺さり具合を測定
- 良いところ ・ 悪いところ
- お得に購入できるショップ紹介
ダーツボードと併せてダーツスタンドの購入を検討されている方へ、以下の記事にてとても簡単なダーツスタンド自作方法を紹介しています。是非ご覧ください。
![【¥3,000】 ダーツボードスタンドを自作する方法を紹介|5分でできる!簡単・低コストでコンパクトなスタンドが作れます](https://lwd-dartsblog.com/wp-content/uploads/2023/02/dartsstanddiyのコピー-320x180.jpg)
はじめに スパイダープロってどんなボード?
![](https://lwd-dartsblog.com/wp-content/uploads/2023/02/PXL_20230227_082024605.jpg)
スパイダープロは、D.CRAFTから発売中のゲーム非搭載ソフトダーツボードです。
アプリ連動機能はなし
![](https://lwd-dartsblog.com/wp-content/uploads/2023/02/appnasispider.jpg)
スパイダープロは、ゲーム非搭載ボードです。
グランボードやダーツライブホームのように、アプリと連動してゲームをプレイすることはできません。
スコアリング機能などの電子機能の搭載は一切なく、『的単体』の製品ですのでご注意ください。
抜群の静音性
![](https://lwd-dartsblog.com/wp-content/uploads/2023/02/PXL_20230227_082403568.jpg)
セグメント素材や構造の工夫により、高い静音性能を実現しています。
ワンルーム賃貸などでも近所迷惑にならないほどの性能です。
安価で高コスパ
![](https://lwd-dartsblog.com/wp-content/uploads/2023/02/d.jpg)
スパイダープロは高性能ながら安心のD.CRAFT価格。税込¥5,980です。
ライバル製品の『ゼロボード』は税込¥7,700ですので、スパイダープロは¥2,000近くも安く手に入れることができます。
さらに、単体で購入すると¥1,000近くするブラケットが付属していますので、実質的な価格差はさらに広がります。
外観と付属品![](data:image/gif;base64,R0lGODlhAQABAAAAACH5BAEKAAEALAAAAAABAAEAAAICTAEAOw==)
外観
![](https://lwd-dartsblog.com/wp-content/uploads/2023/02/PXL_20230227_082030240.jpg)
電子機能の搭載はありませんので、至ってシンプルな外観です。
セグメントのカラーリングはダーツライブを意識したのか、ブルー / レッド です。
![](https://lwd-dartsblog.com/wp-content/uploads/2023/02/PXL_20230227_082403568.jpg)
ただし、ブルーの発色が少しちゃちいというか、オモチャっぽいのが気になるところ。
ブラケットが付属で設置しやすい
![](https://lwd-dartsblog.com/wp-content/uploads/2023/02/PXL_20230212_074406891.jpg)
スパイダープロは、壁掛け設置の際に使用するダーツボードブラケットが付属しています。
購入すると¥1,000近くするもので、ブラケットが付属したダーツボードはとても珍しいです。
他メーカーのブラケットディスクとの互換性もバッチリです。
ダーツスタンドにブラケット受けを取り付けてしまえば、他のダーツボードへの掛け替えがスムーズに行えます。
スパイダープロの静音性
静音性の高さがウリのスパイダープロ。
実際に計測してみました。
スパイダープロのヒット音 計測結果は78dB
- セッテイング重量19.9gのダーツ使用
- プレミアムリップポイント使用
- T20 ⇒ Bull ⇒ T19 の順にターゲットを打ち分けて計測
- 24投分 計測した内の平均値を採用
計測結果は、約78dBでした。ゼロボードには劣りますが、家庭での使用に十分堪えるレベルです。
78dBってどれくらいの音?
![](https://lwd-dartsblog.com/wp-content/uploads/2023/02/78dB2.png)
とはいえ、78dBと言われてもピンと来ない方がほとんどかと思います。身近なもので78dBを再現してみましょう。
フローリングの床から5cm程度の高さから、中身の入ったティッシュ箱を落としてみてください。指3本分くらいの高さです。
その時に発する音が、75dB~80dB程度です。
以下は生活音、そしてライバルのゼロボードとの音量比較です。
![](https://lwd-dartsblog.com/wp-content/uploads/2023/02/spideronryo.png)
ゼロボードには及びませんが、十分な静音性能であることが分かります。
賃貸アパートでも十分使える
![](https://lwd-dartsblog.com/wp-content/uploads/2023/02/tintaiok.jpg)
賃貸アパートなどでの使用にあたり、近所迷惑にならないか懸念されている方も多いでしょう。
スパイダープロは上記までの通り、高い静音性能を誇っています。夜間の使用を避ければ、賃貸アパートでも十分使用できる音量です。
ダーツの刺さり具合
![](https://lwd-dartsblog.com/wp-content/uploads/2023/02/PXL_20230227_082143210.jpg)
投げたダーツが弾かれてしまうと、
- ダーツの落下音がけたたましく迷惑
- 床や家財にダーツが当たり、傷つけてしまう
などの危険があります。
家庭用ダーツボードにとって、ダーツの刺さり具合は非常に重要です。
しかし、残念ながらスパイダープロのダーツの刺さり具合はイマイチです。
スパイダープロのバウンスアウト率は5.4%
刺さり具合を測るため、実際に1000本のダーツを投げ込み、バウンスアウトした本数を計測しました。
54/1000(本)
- セッテイング重量19.9gのダーツ使用
- プレミアムリップポイント使用
- 新品のボードを使用
- T20 ⇒ Bull ⇒ T19 の順にターゲットを打ち分けて計測
バウンスアウト率は5.4%です。特にブル周辺で弾かれるケースが多かったです。
20本に1本以上の割合で弾かれてしまうので、スパイダープロを使用する際はバウンスアウト対策(周辺の保護等)が必須です。
その他 良いところイマイチなところ
良いところ
- 20gを超えるダーツでも使用できる
- セグメントは交換可能
イマイチなところ
- 青セグメントの発色が良くない
20gを超えるダーツでも使用できる
![](https://lwd-dartsblog.com/wp-content/uploads/2023/02/tok.jpg)
近年はセッテイング重量が25gに迫るようなダーツもいくらか発売されてきていますが、スパイダープロなら問題なく使用できます。
ダーツライブホーム・グランボードなどのセンサー搭載ダーツボードは、機構の耐久性の問題で20g以下のダーツ使用が推奨されています。
しかし、電子構造を持たないスパイダープロなら大丈夫。
ただし、重いダーツはその分弾かれやすいので、バウンスアウト対策はより念入りに必要です。
セグメントは交換可能
![](https://lwd-dartsblog.com/wp-content/uploads/2023/02/PXL_20221118_102306712.jpg)
ソフトダーツボードは、長く使っているとセグメントが破損してしまうことがあります。
そんな時でもスパイダープロなら別売りのセグメントを購入して交換可能です。
![](https://lwd-dartsblog.com/wp-content/uploads/2023/02/1_000000024981.jpg)
青セグメントの発色が良くない
![](https://lwd-dartsblog.com/wp-content/uploads/2023/02/PXL_20230227_082355971.jpg)
機能的にはなんら問題ないのですが、青色セグメントの色合いが安っぽいです。実際良い意味で安価なのですが。
同じカラーリングのゼロボードと比べてみましょう。
![](https://lwd-dartsblog.com/wp-content/uploads/2023/02/zero-spi2.jpg)
ゼロボードのほうがキリっと締まった感じがしてカッコイイですね。
![そら](https://lwd-dartsblog.com/wp-content/uploads/2022/06/bonyarihuki-1.png)
個人の感想です。
とはいえ、機能性にはなんら影響ありません。
豆知識
スパイダープロは狙った設計かは分かりませんが、外周寸法がハードダーツボードに近いサイズに仕上がっています。
ということは、ハードダーツボード用のサラウンドを使用することができます。(サラウンドの寸法によってはフィットしないものもあります。)
![](https://lwd-dartsblog.com/wp-content/uploads/2023/02/PXL_20230227_082333365-934x1024.jpg)
![](https://lwd-dartsblog.com/wp-content/uploads/2023/02/PXL_20230227_082341654.jpg)
サラウンドを装着するだけで引き締まって、結構カッコイイですよね。
サラウンドをお持ちの方は是非試してみてください。
スパイダープロ お得に購入するには
ここからは、お得に購入できるショップをご紹介していきます
![そら](https://lwd-dartsblog.com/wp-content/uploads/2023/01/kiranashi.jpg)
スパイダープロの販売価格は¥5,980(税込)です。
おおむねAmazonが最安
![](https://lwd-dartsblog.com/wp-content/uploads/2023/02/spiprice.png)
上グラフはAmazonの価格追跡グラフです。スパイダープロは、過去3ヶ月間の大部分で¥5,100にて販売されていたことを示しています。
ただでさえ安価でコスパの高いスパイダープロですが、Amazonならさらに¥1,000近く安く買えることが多いです。
![そら](https://lwd-dartsblog.com/wp-content/uploads/gimon.png)
ただし配送料には注意してください
ダーツハイブ ポイントバックでお得
ダーツ通販ショップの中では、ダーツハイブでの購入が最もオススメです。
ダーツハイブは、『Paypay』と『楽天pay』での支払いに対応しています。そのため、各決済のポイント還元の恩恵が得られます。他のダーツ通販ショップ(エスダーツやTiTOなど)にはない強みです。
ダーツハイブ独自のポイント還元も加味すると、最安で以下の通り購入することができます。
- ダーツハイブ入会ポイント
… 300pt (初回入会時のみ) - ダーツハイブお買い物ポイント
… 298pt - QR決済ポイント
… 81pt (最大)
最大で679ポイントの還元を得ることができます。
つまり、ダーツハイブなら最安実質¥5,301で購入することができます。
ただし、ダーツハイブは¥9,900以下のお買い物については¥550の配送料金がかかります。
ご注意ください。
必要なものがあれば合わせて購入し、配送料無料ラインを超えてしまうのが最もお得ですね。
無料入会で300pt
それ以外はどこも変わらず
その他にも『エスダーツ』や『マキシム』、『TiTO』などダーツ通販ショップは複数ありますが、いずれも定価の¥5,980で販売されています。
お得に購入するためには、Amazon or ダーツハイブからの購入をオススメします。
まとめ
![](https://lwd-dartsblog.com/wp-content/uploads/2023/02/PXL_20230227_082403568.jpg)
D-CRAFT製 高コスパダーツボード・スパイダープロを紹介してきました。
良いところ
- ゼロボードに次ぐ静音性で賃貸もOK
- 安価かつブラケットも付属で高コスパ
- 重いダーツでも使用可能
イマイチなところ
- ダーツの刺さりはイマイチ
- カラーリングが少し安っぽいか
投げたダーツが弾かれやすい点のみ残念。他要素は全て大満足の仕上がりです。
バウンスアウトが許容できるか否かがポイント。
しかし総合性能は十分で、何より安価な点が嬉しい。
初めてのダーツボードに、是非ご検討ください!