グランボード3s と ダーツライブホームはどっちがオススメ?【7つの項目で徹底比較】

- ダーツライブホーム』と『グランボード3s』のどちらを購入しようか悩んでいる…
- 両製品はどれくらい違うんだろう?
- 搭載ゲームに違いは?
- 使用時の音はどちらが静かだろう?
- サウンドやアワードを比べてみたい!
- それぞれの価格は?
家庭用ダーツボードの購入候補で決して無視できない『ダーツライブホーム』と『グランボード3s』。どちらもオンライン対戦を含む、多くのゲームを搭載したスマホ連動の家庭用ダーツボードです。
それぞれのボードを購入しようとしている方は、もう一方のライバル機との違いが気になっていることでしょう。
そこで、本記事では両製品を徹底比較・紹介していきます。
- 搭載ゲーム
- 静音性
- ダーツの刺さり具合
- サウンド・アワード
- ボード本体のデザインと使いやすさ
- 価格
- 独自の強みと弱点
両ダーツボードとも¥20,000後半程度と、決して安い買い物ではありません。
本記事が、後悔のない選択の助けになれば幸いです。

ダーツボードと併せてダーツスタンドの購入を検討されている方へ、以下の記事にてとても簡単なダーツスタンド自作方法を紹介しています。是非ご覧ください。

動画でも紹介しています
グランボード3sの使用感などが分かる、徹底レビュー動画を公開しています。
是非ご参考にしてください。
スペック比較
製品 | ![]() グランボード3s | ![]() ダーツライブホーム |
オススメ度 | (5.0 / 5.0) | (4.0 / 5.0) |
価格(税込定価) | ¥28,380 | ¥27,280 |
スマホアプリ連動 | 対応 | 対応 |
オンライン対戦 | 対応 | 対応 |
搭載ゲーム数 | 約49種 | 約15種 |
ダーツヒット音 | 約80dB | 約85dB |
バウンスアウト率 | 約1.4% | 約0.4% |
おすすめショップ | ショップへ | ショップへ |

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『簡単かつ最大限お得に』ダーツハイブでお買い物する方法を上の記事にまとめました。
より安価にダーツボードを購入したい方は是非併せてご覧ください!
搭載ゲームの比較
- グランボード3s搭載ゲーム数 約49種
- ダーツライブホーム搭載ゲーム数 約15種
搭載ゲーム数は、グランボード3sが圧倒しています。
以下にゲーム内容を挙げていきましょう。
搭載ゲーム プラクティス
グランボード3s
- カウントアップ
- CRカウントアップ
- ハーフイット
- デルタシュート
- オニレン
- シュートフォース
- ローテーション
- ターゲットブル
- ターゲット20
- ターゲットハット
- ターゲットホース
- マルチプルクリケット
- パイレーツ
- スパイダー
14種
ダーツライブホーム
- カウントアップ
- CR カウントアップ
- ハーフイット
- シュートアウト
- フィニッシュトレーナー
5種
※フィニッシュトレーナーはダーツライブ有料会員限定
搭載ゲーム 01ゲーム
グランボード3s
- 301
- 501
- 701
- 901
- 1101
- 1501
- フリーズ 301
- フリーズ 501
- フリーズ 701
- フリーズ 901
10種
ダーツライブホーム
- 301
- 501
- 701
- 901
- 1101
- 1501
6種
搭載ゲーム グリケット
グランボード3s
- スタンダードクリケット
- カットスロートクリケット
- ヒドゥンクリケット
- ヒドゥンカットスロートクリケット
- チームクリケット
5種
ダーツライブホーム
- スタンダードクリケット
- カットスロートクリケット
2種
※カットスロートクリケットは3名以上でのプレイ時に限る
搭載ゲーム パーティゲーム
グランボード3s
- ビヨンドトップ
- ハイドアンドシーク
- ハイパーブル
- ファンミッション
- トレジャーハント
- TIC TAC TOE
- TWO LINE
7種
ダーツライブホーム
- ビッグブル
1種
搭載ゲーム メドレー
グランボード3s
- 3LEGメドレー
- 5LEGメドレー
- 7LEGメドレー
- 9LEGメドレー
- 11LEGメドレー
- 13LEGメドレー
6種
ダーツライブホーム
- 3LEG メドレー
- 5LEG メドレー
- 7LEG メドレー
3種
搭載ゲーム CPU対戦
グランボード3s
- アニマルバトル
※9段階レベルの対戦相手から選択可能
ダーツライブホーム
- ロボライバル
※9段階レベルの対戦相手から選択可能
搭載ゲーム オンライン対戦
グランボード3s
- 301
- 501
- 701
- スタンダードクリケット
- 3LEG メドレー
- 5LEG メドレー
6種
※01ゲーム:
セパレートブル / ファットブル
オープンイン / アウト
ダブルイン / アウト
マスターイン / アウト
それぞれの設定が可能
ダーツライブホーム
- 701
- スタンダードクリケット
2種
※701は オープンイン / アウト
搭載ゲームの詳細・ルールは以下よりご確認頂けます。(各公式HP)
質の高い練習がしたければグランボード3s
紹介してきた通り、搭載ゲーム数はグランボード3sの方が3倍以上多いです。
ゲーム内容もよく考案されており、質の高い練習が行えます。
搭載ゲームの数は、練習のバリエーションに直結します。
上達のために質の高い練習を取り入れたい方には、グランボード3sをオススメします。
静音性の比較

同居家族や近隣住民の方々へ騒音による迷惑をかけないために、ダーツが刺さった時の音(ヒット音)は静かな物を選びたいですね。
静音性は互角

- セッテイング重量19.9gのダーツ使用
- プレミアムリップポイント使用
- T20 ⇒ Bull ⇒ T19 の順にターゲットを打ち分けて計測
- 48投分 計測した内の平均値を採用
グランボード3sの方が静音性に優れています。
上記動画にて、実際に使用した音の聞き比べと測定を行っています。
是非ご覧ください。
実家や賃貸で使える?
両製品とも高い静音性を謳ってはいますが、実際に家庭で使用できる程度でなくては意味がありません。
80dB~85dBってどんな音量?
実際の音量を身近に再現し、使用に堪える音量か確かめてみましょう。
中身の入ったティッシュ箱を用意し、30cm程度の高さからフローリングの床に落としてみてください。ヒザの高さ程度です。
その際に発する音量が、約85dB~90dB程度になります。

この音量を参考に、ご自身の使用環境を鑑みて使用できるか判断してみてください。

もっと静かなダーツボードが欲しい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

刺さり具合の比較

投げたダーツが弾かれてしまうと、
- ダーツの落下音がけたたましく迷惑
- 床や家財にダーツが当たり、傷つけてしまう
などの危険があります。
家庭用ダーツボードにとって、刺さり具合はとても重要な要素です。
刺さりはダーツライブホームが超優秀
実際に投げ込み、弾かれた本数を計測しました。
弾かれた本数は…
14/1000(本)
バウンスアウト率は1.4%
弾かれた本数は…
4/1000(本)
バウンスアウト率は0.4%
- セッテイング重量19.9gのダーツ使用
- プレミアムリップポイント使用
- T20 ⇒ Bull ⇒ T19 の順にターゲットを打ち分けて計測

バウンスアウトとは、投げたダーツがボードに弾かれて落下してしまうことです。
ダーツの刺さりの良さはダーツライブホームが優勢です。
ダーツライブホームのバウンスアウト率はなんと0.4%。250投に1投弾かれる程度です。
業務用マシンと互角のレベルで、とても素晴らしいですね。
グランボード3sのバウンスアウト率は約1.4%。ダーツライブホームには劣りますが、家庭用ダーツボードとしては最高峰の水準です。
チップとの相性
家庭用ダーツボードは、店舗にあるダーツマシンと比較するとセグメントの質はどうしても劣ります。
ダーツマシンではしっかり刺さっても、家庭用ボードではチップとの相性が悪く刺さりづらいということがしばしばあります。
国内でシェアの高い主要チップにそれぞれ換装し、投げ比べを行ってみました。
ブランド | 品名 | ダーツライブホーム | グランボード3s |
---|---|---|---|
L-STYLE | リップポイント | ◎ | 〇 |
プレミアムリップポイント | ◎ | 〇 | |
プレミアムリップポイント30 | 〇 | △ | |
プレミアムリップポイント No.5 | ◎ | 〇 | |
アキュートリップ | 〇 | 〇 | |
Fit Point | フィットポイントプラス | ◎ | ◎ |
TIGA | ハイパーポイント 27mm | ◎ | ◎ |
ハイパーポイント 30mm | ◎ | ◎ | |
CONDOR | コンドルティップ | 〇 | △ |
コンドルティップ アルティメット | 〇 | △ |
個人の飛ばし方に依りますので、参考程度にお考えください。
サウンド・アワードの比較

ソフトダーツにおいて、ダーツヒット時のサウンド(効果音)やアワードムービーが重要であることは言うまでもありません。
かっこいいサウンドやアワードはプレイを盛り上げ、楽しくプレイすることができます。
サウンドを聞いてみる
再生ボタンを押すと、サウンドを聞くことができます。
※音声が再生されます。音量にご注意ください。
グランボード3s | ダーツライブホーム | |
シングル | ||
ダブル | ||
トリプル | ||
S-Bull | ||
D-Bull | ||
CR シングル | ||
CR ダブル | ||
CR トリプル |
アワードムービーを見てみる
アワードムービーは、代表としてハットトリックのムービーを掲載します。
再生ボタンを押すと、アワードムービーを見ることができます。
音声が再生されます。音量にご注意ください。
ダーツライブホームのハットトリックムービー
グランボード3sのハットトリックムービー
全てのアワードムービーは各紹介記事から
ダーツライブホーム・グランボード3s それぞれの各アワードムービーは、下記紹介記事から全て見ることができます。
是非比較してみてください。
価格の比較
ダーツライブホーム … ¥27,280
グランボード3s … ¥28,380
定価はダーツライブホームの方が安価です。
しかし、Amazonでの値引額がグランボード3sの方が大きく、実際の販売価格はグランボード3sの方が安いという逆転現象がしばしば起こっています。
現在の価格は以下リンクから確認できます。必ず確認しましょう。
ボード本体の比較
ここからはダーツボードのデザインとインターフェイスを見ていきましょう。
どちらも給電はUSBケーブル(タイプC)か単三電池2本


メインの給電方法はどちらもUSBケーブル(タイプC)を使用。
どちらもボード底面にインターフェイスを備えています。
フラットデザインがスマートなダーツライブホーム

ダーツライブホームのボードデザインは極めてシンプル。ボタン・スイッチ類は排除しています。
壁に掛けた時のルックスはとてもスマートでカッコイイです。

しかし、カッコイイデザインとは引き換えに使いやすさに問題があります。電源やラウンドチェンジがセンサー式になっているためです。
詳しくは下記のダーツライブホーム紹介記事をご覧ください。
美麗LED搭載、使いやすさも文句なしのグランボード3s

グランボード3sの大きな特徴であるLED。
- ダーツのヒット時
- アワード演出
- アレンジ(フィニッシュナンバー)のナビ
- クリケットナンバーのナビ
- etc…
上記のような場面で美しく盤面を演出し、プレイを盛り上げてくれます。
魅せ方も非常に上手で、お店のダーツマシンを投げているような感覚を覚えます。

そしてグランボード3sはダーツライブホームと違い、電源ボタン・ラウンドチェンジボタンを配置しています。


各ボタンにより、操作性はシンプルで使いやすいです。
各ボードの強みと弱点 まとめ
ここまで各ボードのスペックを比較してきました。
ここからは、実際に使用した身だからこそ語れる、他ではあまり見られない各ボード独自機能や強み、そして弱点をピックアップして紹介していきます。
ダーツライブホームの強み
セグメント性能は随一

ダーツライブホームを使用して感じた一番の強みは、やはりセグメントの性能です。
まずまずmp静音性を備え、しっかり刺さる。バウンスアウト率0.4%は驚異的で、ストレスを感じません。
振動検知によるラウンドチェンジが優秀
ダーツライブホームのラウンドチェンジセンサーは使いにくいですが、代わりに『疑似スマートオートチェンジ』が優秀です。
- ラウンドチェンジ時にダーツをボードから抜く
- スマートフォン(タブレット)がダーツを抜いた際に発する振動を検知
- 自動で次ラウンドへ進行する
という機能です。
ダーツを3本投げた後、ダーツを抜くだけで勝手にラウンドが切り替わる という機能です。

これによりダーツライブ3の『スマートオートチェンジ』を上手に再現しており、とても快適にプレイできます。
ただし、ダーツを抜いた際の振動を、スマートフォンが検知する環境での使用が条件です。
この『疑似スマートオートチェンジ』を使うにあたり、公式からはダーツライブポールスタンドの使用が推奨されています。

『疑似スマートオートチェンジ』を使うにあたり、公式にはダーツライブポールスタンドの使用が推奨されています。
ダーツライブホームの弱点
搭載ゲームが少ない

搭載ゲームの数でライバルに大きく水をあけられているのは致命的な弱点です。
ライバル機のグランボードのように、自宅練習だからできる、バーではやれないようなゲームが今後搭載されていくのを期待したいですね。
グランボード3sの強み
高品質な練習メニューが盛りだくさん

グランボードシリーズは、現在では業務用ダーツマシンも展開していますが、元々は家庭用ダーツマシンとして展開してきたシリーズです。
それゆえに、他ではプレイできない変わった練習ゲームを多数搭載しています。
ゲームはどれも出来が良く、上達に役立つこと間違いなしの品揃えです。
ダーツ上達目的を最優先に考えダーツボードを購入するのであれば、自信を持ってグランボード3sをオススメできます。
上記動画にて、グランボード3sでプレイできるゲームを一挙紹介しています。
是非ご覧ください。
オンライン対戦相手がいつでも捕まる

家庭用ダーツボードで初めてオンライン対戦機能を搭載してきたグランボードシリーズ。
日本だけに留まらず、アメリカ・ヨーロッパ・アジアと世界各国にグランボードユーザーがいます。
そのため、オンライン対戦の待機ロビーへ入れば必ず対戦相手が見つかります。
オンライン対戦でいつでも実践的な練習ができるのは素晴らしいですね。
さらに、オンライン対戦の01ゲームではイン・アウトオプションやセパレートブルの設定ができるので、より柔軟な対戦練習ができます。
グランボード3sの弱点
ダーツの刺さりが比較的甘い
先に伝えた通り、バウンスアウト率計測実験の結果、グランボード3sはバウンスアウト率1.4%。
十分優秀ではありますが、ダーツライブホームと比べると劣ります。
1.4%という数値は、カウントアップを4ゲームプレイした時に1本弾かれるかどうか、といった数値です。これを許容できるかどうか、購入の際は検討しましょう。
アレンジが雑

上画像は、マスターアウト77残の場面です。
ここでグランボードは Bull ⇒ T9 というトンデモアレンジを勧めてきます。
フィニッシュできる数字なので決して間違いではないのですが、グッドアレンジではないと思います。
このように、雑なアレンジをどんどん提案してきます。
他の例もグランボード3s紹介記事で挙げていますので、興味があればご覧ください。
まとめ
ダーツライブホーム・グランボード3 それぞれ比較・紹介してきました。
どちらも一長一短ありますので、自身のニーズに合わせて選択しましょう。
ダーツライブホーム
ダーツがしっかり刺さるボードがいい
ダーツライブ3と同じアワードやサウンドを自宅で楽しみたい
ココに注意!
搭載ゲームは比較的少ない
オンライン対戦は相手が捕まらないことのしばしば
ボタン類を排しセンサー式としてるため、ボード本体の操作感はイマイチ
グランボード3s
豊富な練習ゲームで質の高い練習がしたい
いつでも様々なルールでオンライン対戦がしたい
迫力のあるLED演出を楽しみたい
ココに注意!
店舗のダーツマシンに比べ、投げたダーツが弾かれやすい
もっと知りたい方は紹介記事へ
ダーツライブホーム vs グランボード3s 比較紹介は以上となります。
更に詳しくは、以下の個別記事にて紹介しておりますので是非ご覧ください。

個別記事では、製品をお得に購入するためのショップ選びについても紹介しています!