ダーツライブホーム レビュー|一番人気を誇るも、弱点複数アリ【DARTSLIVE Home】
自宅でダーツライブが体験できることで最も人気のある家庭用ダーツボード『ダーツライブホーム(DARTSLIVE Home)』。
自宅での質の高い練習をするため、ダーツバーやネットカフェの費用を抑えるためなどの理由で購入を検討されている方も多いかと思います。
本記事では家庭用ダーツボードを10点以上所有し、4年以上にわたりダーツライブホームを使用してきた私が、どこよりも詳しく紹介してまいります。
ネームバリューもシェアも高く、最優秀なダーツボードと思われがちですが、無視できない弱点もあります。決して安いお買い物ではありませんので、本記事が失敗のないダーツボード選びの助けになれば幸いです。
- ダーツライブホームでできること
- どんなゲームがプレイできる?
- 静音性は?アパート・マンションでも使える?
- ダーツの刺さり具合は?
- 気になる、イマイチなところ
- おトクに購入するには?
ライバル機のグランボード3sとの比較は以下の記事にて紹介しています。
どちらを購入するべきか迷っている方は参考にしてください。

動画でも紹介しています!
YouTubeでもダーツライブホームを紹介しています。
実際に使用している様子が確認できますので是非参考にしてください。
ダーツライブホームでできること
まずはダーツライブホームとはどんな製品か、購入するとできる主なことを紹介していきましょう。
- ダーツライブ実機と同じサイズ・規格で練習できる
- スマホアプリ連動でダーツマシンさながらにゲームをプレイできる
- CPU対戦でいつでも実戦形式の練習ができる
- オンライン対戦で世界中のプレイヤーと対戦できる
- ダーツライブ3と同じサウンドやアワードを楽しめる
1.ダーツライブ実機と同じ規格で練習できる

ダーツライブホームのボードサイズは世界標準規格の15.5インチ。お店にあるダーツマシン(ダーツライブ実機やフェニックス等)と全く同じです。
ダーツライブホームがあれば、お店で投げるのと変わらない環境を自宅に構築することができます。
2.ダーツマシンさながらにゲームをプレイできる

専用のダーツライブホームアプリを利用して、実機同様にゲームをプレイすることができます。
もちろんプレイ料金はかかりません。
3.CPU対戦でいつでも実戦形式の練習ができる

CPU対戦モードの「ロボライバル」を搭載。
レベル別に9体の相手と対戦ゲームがプレイできるので、いつでも実践的な練習をすることができます。
4.世界中のプレイヤーとオンライン対戦ができる

自宅にいながら世界中のダーツライブホームユーザーとオンライン対戦を行うことができます。(ダーツライブ実機との対戦は不可。)
5.ダーツライブ3と同じサウンドやアワードを楽しめる
お店のダーツライブ3と同じサウンドやアワードを自宅で体験できるのが最大の魅力です。
ただしテーマやファンダーツのカスタマイズを行うにはダーツライブプレミアム+プラン(月額780円)への登録が必要なため要注意。
以上がダーツライブホームを購入することでできる主なことです。
以下より、より詳細にレビューを行っていきます。
内容は以下の通り。
外観とインターフェイス
まずはダーツライブホームの外観とインターフェイスをチェック。





特徴的なのは物理ボタンを排している点。フラットなデザインはスマートでカッコイイです。
ダーツライブの名を冠してはいますが、盤面は光りません。
乾電池でも動作可

給電用のUSBポートがありますが、単4電池2本でも動作可能。
USBケーブルの接続が難しい場合でも問題ありません。
タッチセンサーは使いにくい

電源とラウンドチェンジの各センサーはスマートでカッコイイですが、操作感はイマイチ。
タッチしても手応えはないので、「押したつもりだけど押せてなかった」ということが頻発し、使いやすいとは言い難いのが残念。
静音性について【アパートでも使える?】
ダーツライブホームの静音性は、残念ながらあまり優秀とは言い難いです。結構うるさい。
実際に計測を行った結果、ダーツヒット時の音量は平均85.5dB(デシベル)となりました。
- セッティング重量20gのダーツを使用
- プレミアムリップポイント使用
- T20 → Bull → T19の順に打ち分け
- 48投の平均値を採用
実際のヒット音は以下よりご覧頂けます。
85dBってどれくらいの音量?
平均85.5dBと言われても、どれくらいの音量かなかなかピンとこないと思います。
85.5dBを他の音に例えると?

85.5dBという音量は、
- 犬の鳴き声
- カラオケ店内
- 防犯ブザー
上記に相当する音量です。騒音レベルとしては「かなりうるさい」とされている音量です。
85dBの再現方法
ダーツが刺さるときに近い破裂音で、85dBを再現する方法をご紹介。
新品のティッシュ箱をひとつ用意し、すねほどの高さからまっすぐ床に落としてみてください。その時に鳴る音が、だいたい85dB程度になります。
アパートやマンションでも使える?

上記の通り、ダーツライブホームをプレイする音はかなり大きめ。騒音に強い環境でない限り、同居家族やご近所からのクレームは必至です。
それぞれのご家庭で使用できるかは環境によるので一概に言えませんが、上で紹介している音量例や再現方法にて判断ください。
より静かなダーツボードが欲しい場合は、グランボード3sかダーツライブゼロボードが候補に挙がります。
ゼロボードはゲームのプレイができませんが、グランボード3sはゲームのプレイを含め、ダーツライブホームを上回る性能を誇ります。
以下にて紹介していますので、参考にしてください。



プレイできるゲームについて
ダーツライブホームでプレイできるゲームは以下の通り。
| 01GAME | 301 |
| 501 | |
| 701 | |
| 901 | |
| 1101 | |
| 1501 | |
| クリケット | スタンダードクリケット |
| ヒドゥンクリケット | |
| プラクティス | カウントアップ |
| CR.カウントアップ | |
| ハーフイット | |
| イーグルアイ | |
| シュートアウト | |
| フィニッシュトレーナー | |
| パーティ | ビッグブル |
| ラッキーバルーン | |
| サバイバー | |
| メドレー | ◯ |
| CPU対戦 | ◯ |
| オンライン対戦 | ◯ |
ダーツライブ3とは異なるゲーム内容

「DARTSLIVE」の名を冠するダーツライブホームですが、ゲームの内容はダーツライブ3とは異なります。ダーツライブ3のフルビットセンサーを活かした「センターカウントアップ」や「スキルチェック」等はプレイすることができません。
ダーツライブホームオリジナルゲームも
一方、ダーツライブホームでのみプレイできるゲームもひとつあります。それが「フィニッシュトレーナー」。
01のフィニッシュ練習に特化したゲームで、実践的かつ実用的で優秀なゲームです。
オンライン対戦について

ダーツライブホームでは、世界中のダーツライブホームユーザーとオンライン対戦をすることが可能。プレイ料金は基本無料です。
ダーツライブ実機のプレイヤーと対戦することはできませんのでご注意ください。
プレイできるゲーム
オンライン対戦でプレイできるゲームは以下の通り。ダーツライブ実機と同様です。
| 01GAME | 701 |
| クリケット | スタンダードクリケット |
| メドレー | 3Leg(701-CR-CH) |
ただしダーツライブ3と異なり、701のイン・アウトオプションとセパレートブルが設定可能です。

新モード『ライブルーム』

新登場したモード「ライブルーム」。オンライン上にルームを作成し、アバターや定型文でコミュニケーションを取りながら対戦を楽しめるモードです。
身内だけで集まれるプライベートロビーが作成できる

- アバターの見た目編集
- 観戦モード
- フリースローモード
- 入場パスコードの設定
ライブルームでは上記のような様々な機能がありますが、パスコード設定によるプライベートルームを作成できることが最大の魅力です。
プライベートロビーを作成し、身内だけで対戦を楽しんだりトーナメントを開催したりすることができます。
ダーツの刺さり具合について

ダーツボードにとって、ダーツの刺さりの良さは非常に重要な要素。
品質の悪いダーツボードだとちっとも刺さらない製品もありますが、ダーツライブホームの刺さりは優秀です。
実際にテストを行い、バウンスアウト(弾かれて落下してしまう)率を計測しました。
- セッテイング重量20.0gのダーツを使用
- プレミアムリップポイント使用
- T20 → Bull → T19の順にスロー
- 1,000本スローし、弾かれた本数を計測
バウンスアウト率0.4%

結果、弾かれた本数は1000本中4本。バウンスアウト率は0.4%となりました。
非常に優秀な結果で、ダーツマシンと遜色なく快適にプレイすることができます。
チップによっては刺さりづらいものも
プレミアムリップポイントでのテストでは非常に優秀な刺さりとなりましたが、使用するチップによっては刺さりが甘いものもありました。
以下は主要なチップに換装してテストした結果です。刺さりづらいチップを使用している方はご注意ください。
| タイトル | バウンスアウト | % |
プレミアムリップポイント | 4/1000 | 0.4% |
![]() フィットポイントプラス | 4/1000 | 0.4% |
コンドルティップ | 155/1000 | 15.5% |
ハイパーポイント | 410/1000 | 41% |
プレイデータについて
ダーツライブホームではダーツライブ実機と同様、01ゲームとスタンダードクリケットのスタッツをもとにレーティングが算出されます。
参照できるプレイデータ
- 現在のレーティング(ダーツライブ準拠)
- 過去30ゲームのスタッツ
- スタッツの推移(日間/月間)
- ゲームごとのベストスコアとアベレージ
- アワード実績
閲覧することのできるプレイデータは以上です。ダーツライブ実機のプレイデータより情報量は少ないですが、最低限の数値推移を見ることができます。





ゲーム画面のカスタマイズについて

ダーツライブホームでは、ダーツライブ実機と同じようにゲーム画面(テーマ・ライブエフェクト)やファンダーツ、ゲームボイス等のカスタマイズが可能です。
自宅でもファンダーツや豪華声優陣によるボイスが楽しめるのは大きな魅力のひとつです。
プレミアム+プランの加入が必要

しかしながら、各種カスタマイズを行うには、ダーツライブプレミアム+プラン(月額780円)への加入が必要です。
30,000円近いボードを購入後なおサブスクの負担を強いられるのは残念。
使用できないテーマもアリ

残念ながらダーツライブ実機で獲得したすべてのテーマ類が使用できるわけではありません。
恐らく版権の都合のため、アニメやゲーム・映画等とのコラボテーマは使用できないことが多いので要注意です。
修理・メンテナンスについて

ダーツボードを購入すれば一生タダでダーツし放題!と思いがちですが、残念ながらそうはいきません。
ダーツボードは消耗品です。20g前後のダーツを何百、何千と受け続けているうちに、必ず誤反応やセグメントの破損が起こります。
私の体感やSNSの反応を見る限り、一年何事もなく使い続けるのはキビシイかも。それくらいの印象です。
そのため、故障・破損時の修理可否、メンテンナンス性は見落としがちですが重要な要素です。
セグメントのみ交換可能

ダーツライブホームは、自身で修理できるのはセグメントのみ。物理的に破損したときに交換することが可能です。
交換には特殊な工具が必要

セグメントの交換は可能ですが、以下の三種のドライバーが必要となります。
- PH2サイズ プラスドライバー
- PH0サイズ プラスドライバー
- T10サイズ トルクスドライバー

上記のドライバーセットで一通り作業可能です。
PH2プラスドライバーは一般的なサイズのものですので、お持ちの方は多いかもしれません。
PH0プラスドライバーは、いわゆる精密ドライバー。先端がごく小さいサイズのプラスドライバーです。
T10トルクスドライバーは、星型のようなネジ山に対応した特殊なドライバーです。



プラスドライバーはともかく、トルクスドライバーをお持ちの方は多くないと思いますので、セグメントを交換するためには工具を揃えるところから始める必要があります。
セグメント交換サービスもあるけど…

ダーツハイブではセグメント交換サービスを受け付けていますが、
- 指定箇所のみの交換は不可。全箇所交換のみ。
- サービス費用20,900円。
以上の条件となり、利用するのは現実的ではありません。
セグメント以外はメーカー修理

セグメントの次に故障が多いのがセンサーシート。ダーツが刺さったエリアを判定する重要部品です。
これが故障すると、未反応・誤反応に繋がります。
しかし、先の通りセグメント以外の箇所は自身での交換は不可。修理するためにはメーカーへ依頼するしかありません。
しかし、送料や工賃を考えるとそれも現実的ではない。実際には新品を買い直すのが現実的でしょう。
その他の注目機能
疑似スマートオートチェンジがGood

ダーツライブ3では、ダーツを抜くと自動でラウンドが切り替わる「スマートオートチェンジ」機能が搭載されていますが、ダーツライブホームでもその機能を再現しています。
振動検知によるラウンドチェンジ
スマートオートチェンジを再現している仕組みは、「ダーツを抜いた際の振動をスマートフォンが検知し、ラウンドチェンジする」というもの。
これにより自動でラウンドが進行し、快適にプレイすることができます。
機能を利用するには…
疑似スマートオートチェンジを利用するためにはその仕組上、ダーツを抜いた際の振動がスマホへ伝わるように設置する必要があります。
そのため、機能を利用するためにはスマホの設置位置が限定される点は留意が必要です。
気になる・イマイチなところ
静音性が低い
ある程度の騒音が鳴るのはソフトダーツボードの宿命ですが、それでもダーツライブホームの静音性能は心許ないところ。
静音性を謳った製品ではありますが、2015年に発売した「ダーツライブ200S」から変わりありません。つまり10年前の水準のままです。
競合製品の静音性が進歩を続けているだけに、この静音性の低さは家庭用ボードとしては最大のネック。

カスタマイズに課金が必要
ダーツライブのサウンドやアワードを自宅でも味わえるのがダーツライブホーム最大の魅力ですが、テーマやファンダーツ等を使用するにはダーツライブプレミアム+プランへの加入が必要。
プランには他の機能も含まれるとはいえ、高額なボードを購入してなお月額780円という課金を強いられるのは酷な話。
せめてダーツライブスタンダード会員から利用できればよかったのですが。
実質修理不可でコスパが悪い
先の説明の通り、ダーツライブホームはセグメント以外の箇所は自身で修理することができません。
また、そのセグメントでさえも特殊ドライバーが必要というイケズっぷり。
セグメント以外の故障時はボード買い直しが現実的ですが、製品自体も決して耐久性も高いとは言えず、毎日プレイしていると一年もつかは怪しいところ。
次作ではもう少しメンテンナンス性が上がることを期待したいところです。
オンライン対戦人口は多くない

オンライン対戦を無料でプレイできるのがダーツライブホームの魅力ですが、対戦相手が捕まりづらいこともしばしば。
20時以降のゴールデンタイムはロビーの人口も増えますが、それでも自分に近いレーティングの相手が見つからないこともよくあります。
おトクに購入するには
ダーツライブホームをおトクに購入するには、
- 基本的にはAmazon
- シーズンセール中はダーツハイブが安い可能性
上記が基本です。
中古を除けばAmazonとダーツハイブ以外で値引き販売されていることは少ないので、ふたつをチェックしておけばOK。
【まとめ】”ダーツライブ”ブランドは最大の魅力
ダーツライブホーム![]() | |
| オススメ度 | |
| 搭載ゲーム数 | 約16種 |
| 騒音 (静音性) | 約85.5dB |
| バウンスアウト率 (弾かれ率) | 約0.4% |
| サウンド アワード | カスタム可(有料) |
| メンテナンス性 | セグメントのみ可 |
| 価格 (税込定価) | ¥27,280 |
以上、ダーツライブホームを紹介してきました。
ハードウェアを中心に気になる点が多く、最高の完成度とは言い難い製品ではありますが、それを補って余りあるほど「ダーツライブを家でプレイできる」のは魅力的です。
- ダーツライブ3と同じサウンドやアワード、UIを自宅で体験できる
- 非常に優秀な刺さりで快適にプレイできる
- 物理ボタンを排したフラットなデザインがカッコイイ
- プレイ時の騒音は大きく、環境によっては使えないことも
- ダーツライブテーマ等のカスタマイズを行うには課金が必要(月額780円)
- セグメント以外の部品は修理不可
- オンライン対戦人口は多くなく、相手が捕まらないことも











