2024.07.24

【広瀬貴久選手モデル】SCHARFⅡ-シャルフ２- レビュー　軽量トルピードの超名作

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SCHARF2(シャルフ2)　広瀬貴久選手モデル

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ソフトダーツプロツアー・JAPANにて複数回の優勝・準優勝経験を持つ広瀬貴久選手。
YouTubeにもちょこちょこ露出されている、気のいいお兄さんって感じの方ですね。

そんな広瀬選手のDYNASTY 2ndバレル・『SCHARFⅡ(シャルフ２)』が発売されましたので、本記事にて紹介・レビューしていきたいと思います。

工夫を凝らしたカット構成から、素晴らしい掛かりと手離れのバランスを生み出している傑作バレルです。
シャルフ２の強みや弱点、オススメのプレイヤーなどもご紹介しておりますので是非ご覧ください。

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Contents

基本スペック

SCHARFⅡ-シャルフ２の基本スペックは以下の通りです。

形状	トルピード
重量	17.0ｇ
メインカット	シャーク / リング / ウイング
重心	センター
レングス(バレル長)	40.0mm
最大径	7.3mm
グリップエリア径	約6.6mm
チップ規格	2BA
メーカー	DYNASTY (A-FLOW BLACK LINE)
プレイヤー	広瀬貴久選手
販売価格(税込)	￥13,800

スペック詳細

重量

バレル単体重量は17.0g。
近年のダーツバレルの中では軽めな重量です。

カット

メイングリップエリアはシャーク + リング + ウイングの３種のカットを組み合わせて配置しています。
指への掛かりが強そうな構成ですが、カット自体の掘りが浅いので手離れの良さは損なっていません。

フロントエリアへ指を置くプレイヤーのために、前方にもウイングカット+縦カットを配置しています。リリース押し出しのサポートに一役買っています。

重心

重心はセンターです。

セッティング時は、メイングリップエリア前方あたりに重心がきます。

レングス(バレル長)

レングスは40.0mm。
短めでどちらかというと3フィンガーグリップのプレイヤー向けです。

太さ・径

最大径は7.3mm、グリップエリア径は約6.6ｍｍです。
トルピードバレルとしては標準的なスペックで、多くのプレイヤーの手に馴染む寸法でしょう。

シャルフ２の特徴と強み

ここからはシャルフ２の特徴を紹介していきます。

ちょうどいい掛かりと手離れの良さ

シャーク+リング+ウイングカットという、なんとも複雑な構成のメイングリップエリア。
この出来が素晴らしく、ちょうどいい指への掛かりと手離れの良さを実現しています。

ピッチ違いのリングカットがメインの配置ですが、間々にシャークカットを少量施すことでしっかりとした指への掛かりを生んでいます。
また、後方にはウイングカットを配置し、スロー時の後方からのひと押しをしっかりフォロー。
そして、それぞれのカットは浅めに掘っているので指への掛かりは強すぎることなく、リリース時には非常にスムーズに指から離れてくれます。