【ダーツ】シャフトの緩みを解消する方法3選
ビギナーからトッププロまで、ダーツをしていると必ず悩まされるシャフトの緩み。
構えた時にシャフトがカタカタしているのに気が付いて集中が途切れてしまった経験、みんなありますよね?
メンタルスポーツであるダーツにおいて、注意力散漫は厳禁。
しっかり緩みの対策をして、スローに集中できるようにしましょう!
本記事では、ダーツのシャフト緩み対策方法を3点紹介していきます!
GOMU
まず一つ目は、L-STYLEから発売されている『GOMU』。
森田真結子選手とポール・リム選手が出演している紹介動画が発表された際、少し話題になったような覚えがあります。
内容のキワドサ的にね!
シャフトのネジ部を薄いシリコンで覆うことで、シリコンごと食い込ませながらシャフトを締結できます。
これにより張力・摩擦力の増加が起き、ネジは緩まなくなります。
メリット
他に紹介する製品と比べても緩み防止効果は大きく、さらに装着も非常に簡単です。
特に緩みやすいカーボンや金属製のシャフトではその恩恵は大きいでしょう!
デメリット
性能は高いですが、1回あたりの単価が高く、コストパフォーマンスは低いです。
また、一度締め込んだ後のGOMUは再利用できません。
つまり、セッテイング変更時やシャフトが折れた際など、シャフト変更を要する場面では少々手痛いです。
さらに、本商品は『エルシャフト専用商品』として発売されています。
当然ネジ部の規格はどのメーカーの製品でも共通ですので、他メーカー品でもまず問題なく使用できるはずですが、僅かに不適合となる可能性がある点は認識しておきましょう。
- 他製品とくらべても随一の緩み防止性能
- 装着も簡単
- 単価が高くコスパ低
- 使い捨て品につき、シャフト交換後の再利用は不可
- エルシャフト専用品のため他メーカーシャフトとの互換性に注意
Oリング
2つめに紹介するのはOリングです。グローバルスタンダードな、メジャーな方法ですね。
リング状のゴムをシャフトのネジ部に装着し締結することで、シャフトの緩みを防ぎます。
緩みにくくなる理屈は『GOMU』と同様です。
Oリングは『GOMU』のデメリットであった、『コスパの低さ』と『メーカー間互換』の問題がありません。
また、『GOMU』のように使い捨てということもなく、シャフトの付け外しができます。
ただし、Oリングにも弱点があります。
それは『リングのはみ出し』です。厚さのあるOリングを使用した際、リングがバレルに収まりきらずにはみだしてしまうことがあります。
指がシャフトにかかるグリップの場合、はみ出たリングが指が触れるでしょう。
けっこう引っ掛かりを感じるので、かなり気になります。
さらに、リングの厚みにより真っ直ぐシャフトを締結できず、シャフトが歪んで取り付いてしまうこともあります。
厚みの薄いリングを使用すれば、この問題は発生しません。
オススメはコスモダーツ製のOリングです。
非常に細身のリングに仕上がっており、リングのはみ出しやシャフトの歪みが発生したことはありません。
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また、Oリングは装着のために専用のツールが必要です。Oリングを使用する際は買い忘れのないように注意しましょう。
- コスパが高く性能十分
- シャフトを外した後も再利用が可能
- シャフト締結時にリングがバレルに収まらず、はみ出してしまうものがある
- 装着には専用ツールが必要
- 太いリングを使用するとシャフトの歪みが発生する場合も
※コスモダーツのリングは細身で問題が発生しないのでオススメ!
シールテープ
あまりメジャーな方法ではありませんが、シールテープを使用する方法があります。
シールテープとは、配管パイプの接合ネジ部等に巻くことで隙間を埋めるためのものです。
隙間を埋めることで、水漏れを防ぐ役割があります。
配管と同じようにシャフトのネジ部に巻くことで隙間を埋め、緩みを防止することができます。
シールテープの良いところは、抜群のコストパフォーマンスです。
テープを1本買えば、数年は買い足す必要がないでしょう。
また、緩み止め性能も上々です。
さらに、Oリングのようにはみ出しの問題もありません。
デメリットは、装着に少し手間がかかること。しかしシャフト交換の頻度はさほど高くないので、それほど問題ではないでしょう。
- コストパフォーマンスは最高。100円強で数年使用できる
- 緩み止め性能も高い
- はみ出しの心配もナシ
- 装着に手間がかかる
私の一番のオススメはこのシールテープです!
自分にあった選択を
シャフト緩み対策を3点紹介してきました。
新ためて特徴をまとめてみましょう。
GOMU | Oリング | シールテープ | |
---|---|---|---|
コスパ | △ | 〇 | ◎ |
緩み防止性能 | ◎ | 〇 | 〇 |
装着の手軽さ | ◎ | 〇 | △ |
amazon | L-style GOMU | COSMO DARTS オーリング | おすすめシールテープ |
どの方法も一長一短ですので、自分にあった方法を選択しましょう。
例えば、重いバレルを使用していてシャフトが折れがちな方はコストパフォーマンスの高いシールテープ。
エルシャフトのカーボンを使用していてシャフトの交換は滅多にしないといった方はGOMUが良いでしょう。
どの方法もオススメできますが、未対策はNGです。
メンタルスポーツであるダーツで集中力やリズムを損なうのは大きいダメージになりません。
しっかり緩み防止対策を行って、快適なダーツを楽しみましょう!