【ダーツレビュー】24_R 赤松大輔選手モデル / 後ろ重心でコントロール性抜群


コスモダーツ所属のJAPANプロ・赤松大輔選手。
プロ選手であり、ソフトダーツプロツアー・[JAPAN]の解説役も務めていることで有名です。


丁寧かつ分かり易い解説が好評ですね!
もちろん選手としてのキャリアも素晴らしく、[JAPAN]での優勝や複数回のJAPAN16入賞経験を持っています。
そんな赤松選手の新モデルバレル・[24_R]が発売しましたので、早速手に入れてみました。
今回は[24_R]のスペックから特徴、実投した感想などを紹介していきます!


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スペック
まずはスペックから。
材質 | タングステン90% |
---|---|
重量 | 19.0g |
形状 | トルピード |
最大径 | 7.0mm |
グリップエリア径 | 約5.6mm |
全長 | 48.0mm |
重心 | リア |
カット | リングカット |
チップ規格 | 2BA |
後ろ重心が特徴のロングトルピードバレルです。
材質は高品質なタングステン90%

至ってスタンダードなタングステン90%です。
高価格帯のバレルだけあって、コスモダーツのバレルはいつも手触りがとても良いです。
しっとりした手に吸い付く感覚がとても気持ちいい。
重量は19.0g。誰でも扱いやすい


重量は約19.0g。絶妙に重く絶妙に軽い、丁度いい重さです。
誰でも扱いやすい、イイ重量だと思います。
形状

後ろ重心のロングトルピードです。グリップ位置は完全に固定されているので、グリップ位置に迷うことはないでしょう。ただしその分グリップの自由度はほぼゼロです。
全長は長めなので手の大きい男性にも扱いやすいでしょう。
しかし、3フィンガーグリップのプレイヤーは持て余す長さかもしれません。4フィンガーのプレイヤーにはピッタリです。
径は細身でグルーピング◎

矢身は細く絞られており、かなりシャープな印象を受けます。
グルーピング性能はとても高い形状ですね。
後ろ重心で取り回し易さ抜群


重心はハッキリと後ろ重心です。このバレルの一番の特徴とも言えます。
後ろ重心のバレルはたくさんのメリットがあります。
重心が後ろにあるということは多くの場合、グリップポジションと重心点が近いということです。
それによるメリットは以下の通りです。
- 力をバレルにダイレクトに伝えられる
- 指元でしっかり安定し暴れにくい
- テイクバックからリリースまでの間、バレルが暴れにくいので再現性の高いスローが可能
力が伝え易く、バタつきにくい。とても安定したスローができるので後ろ重心のバレルはとてもオススメです。
カットはマイルド

グリップポジションにのみ配置されたリングカットは掘りが浅く掛かりはとてもマイルドです。
カットで飛ばすよりはR形状を押して飛ばすタイプのバレルですので、主張の大きくないこのリングカットはとてもマッチしています。
グリップずれを防ぐ程度のカットだと考えておきましょう。
投げてみた感想
ここからは実際に投げてみて感じたことを紹介していきます。
良い点
高価格帯に相応しい、雑味のない手触り
24_Rは比較的高価なバレルです。
しかしその分、高品質な仕上がりはとても満足度が高いです。
タングステンはキレイに磨かれており、触った時にしっとりと指に吸い付くような感触です。
後ろ重心
後ろ重心である点はこのバレルの大きな特徴です。
後ろ重心であることにより力の伝え易さや再現性が高く、いわゆる『投げやすい』バランスに仕上がっています。
ピッタリ手にフィットする形状

しっかりと指にフィットする形状。ライトなカットも相まって、指への収まりの良さは抜群です。ターゲットへ押し込むだけでキレイに飛んでくれます。
全長は長めですが長すぎることはなく、これも手中への納まりが非常に良いです。
特に4フィンガーグリップのプレイヤーにはマッチするでしょう。
誰にでも扱いやすい19g
絶妙な19gというウエイトは、どんなプレイヤーでも投げやすいでしょう。
スティールバレルとの近似性を考慮した上で、ソフトバレルとしての性能を殺さない最適解に近いウエイトだと思います。
細身な矢身でグルーピング性能◎
先端は非常に細身に作られており、グルーピング性能は非常に高いです。
トルピードバレルでこのバレルよりグルーピング性の高い形状を探すのは難しそうです。
スティールバレルとの近似性

24_Rはスティールver.も同時にリリースされております。
重量や全長、グリップ部の形状からなんと重心位置までほぼソフトver.を再現しています。
スティールダーツもプレイするプレイヤーにとってはかなり魅力的な特徴です。

近年発売した同様にスティールver.との近似性を追求したバレル、トリニダードの『ゴメス12』に比べ、ソフトダーツ環境に重きを置いた作りになっています。
普段はソフトダーツをプレイして、自宅練習などでスティールダーツもプレイする機会がある、というプレイヤーにはうってつけのバレルです。


気になる点
3フィンガーグリップのプレイヤーには不向きかも
バレル全長が長めなので、3フィンガーグリップのプレイヤーは少し持て余すかもしれません。
高価

近年ではバレルの価格も右肩上がりではありますが、それでもやはり税込¥17,000強という価格は高額です。
もちろん価格に見合ったとても良いバレルではありますが、少し躊躇するポイントでしょう。
総評
超優秀 誰でも満足度の高いバレル
- 扱いやすい後ろ重心
- 手中にピッタリフィットする形状
- 誰にでも投げやすい19g
- 高いグルーピング性能
- スティールバレルとの近似性
とても多くの魅力と武器を持ったバレルです。
多くの人が良いフィーリングを得られるでしょう。
かなりオススメの逸品です!

是非皆さんも一度手に取ってみてください!

